歯の治療に来られたのに、治療の前に検査をされるのはイライラしてしまうものですよね。

私も「他のところはいいから、早く痛い歯診てよ！！」とよく思っておりました。

この検査は、口の中の状況、歯と歯茎の間の歯周ポケットと呼ばれる溝の深さを測っています。

まずは先生が目で見て虫歯の状況（黒いところがないかどうか）をチェックし

チクチクと細い棒を指して、歯茎の状況を把握します。

痛い歯はある程度わかっているのに、なぜ口全体を調べるのかというと

「親知らずを抜いて痛い思いをした」

なぁんてことをよく聞きますが。

痛くもない歯を抜いて、わざわざ痛い思いをしなきゃいけないのか

しかし生えてくると今まで生え揃っていた歯のスペースがきつくなってしまい、歯並びを歪めてしまったり痛みが出てきたりします。

そのため、生えてきたことにより影響が出てきた場合は抜く必要があります。

・・・と言うことは、影響のない場合は必ずしも抜かなければいけないということではありません。